長年両親の介護で苦労、「早めに終活しよう」と夫婦で決める
3【夫婦(70代)ふたり住まい】早めに住み替え、夫婦で新生活を満喫
―なぜ住み替えようと思われたのですか。
20年間両親の介護で大変な経験をしたため、自分たちは早めの終活をしようと夫婦で話し合っていました。
関西の自宅は広すぎると感じでいたこともあって、夫が体調を崩したのを機に関東への転居を決めたのです。
―今、どのように暮らしていますか。
夫は首都圏での勤務が長く、私も東京に友人が多いですから遠くへ引っ越したものの、こちらでの新しい生活を満喫しています。
■アクティブシニア向けの賃貸住宅として知られるのが、旭化成ホームズの運営する「ヘーベルVillage(ヴィレッジ)」。どんな入居者が暮らしているのでしょうか。
ヘーベルVillageの入居者は平均77歳、約8割が自立
高齢社会のテーマとして介護の問題が注目されますが、実は65歳以上の約85%が介護保険の非受給者、つまり自立して生活できる元気なシニアです。
今後も高齢者人口の増加と介護予防の強化により、元気なシニア層が増えていくと予想され、ヘーベルVillageの入居者の平均年齢は77歳。中心となる75~84歳が約5割を占めています。
そして、全体の約8割は介護保険非受給者で、自立生活の可能な人たち。残りの約2割も介護度の低い人がほとんどです。
〈つづく〉
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