引退後もお酒と麻雀のアクティブな日々
老後はどこで、どのような住まいで暮らしていけばいいのでしょうか」
この問いかけに対する答え(正解)は、一つではありません。
一人ひとりの考え方や性格、志向するライフスタイル等によって、人それぞれにいく通りもあるからです。
次のようなご相談者の事例を見ると、そのことがよく分かると思います。
安心と安全を求める66歳男性
自営業の仕事をリタイアしたばかりという男性のYさん(66歳)から、こんなお話がありました。
Yさん「介護サービスが将来しっかりと受けられる、安心・安全の度合いが高いシニア向けの住宅を探しています」
まだ60代の若いYさんは介護どころか、病気もケガもまったくなく、お元気そのもの。外でお酒を飲んだり、仲間と麻雀をするのが楽しいと話していました。
そんなYさんには、自由に暮らせるアクティブシニア対象の高齢者向け賃貸住宅(館内で介護サービスの提供はない)をご案内したのですが、意に沿わない様子でした。
Yさん「自由な暮らしはいらないんです。もっと安心・安全のサービスや体制がしっかりとした住まいはありませんか?」
その理由を聞いたところ、Yさんの切実な思いがよく分かったのです。
〈つづく〉
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