写真:室内設備が完備されたサ高住「グランドマスト浜田山」(東京都杉並区)
居室が広くなればなるほど、室内設備は充実してくる
今回は「サービス付き高齢者向け住宅」(通称:サ高住)の「居室の面積」と「室内設備」の相関関係について考えてみます。
国土交通省の検討会がまとめたデータによると、20㎡以上25㎡未満の居室では室内設備(トイレと洗面台、収納、浴室、台所)の完備率はわずか16.8%にすぎませんが、40㎡以上の居室では96.4%にまで高まり、ほぼ完備されている状況です。
グラフを見ますと、居室の面積が広くなればなるほど、設備の完備率は上昇する傾向が見受けられます。
(※下のグラフ参照)
サ高住の住戸面積別に見た設備完備率
このデータから考えると、サ高住を検討している方々は、自分にとって必要な設備のある住宅をしっかりと選ぶことが大切なのではないでしょうか。
次回はサ高住の「居室の平均床面積」について見てまいります。
〈つづく〉
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