コロナ後を見すえ空室に悩む大家さん動き出す
外国人の入国制限の緩和が徐々に進むなか、いま不動産賃貸業界ではコロナ後を見すえ、「これからは外国人入居者を取り込みたい」という声が上がっています。
そんな折、42年にわたり外国人向け賃貸を手がけてきた当社代表の荻野政男が6月末、長年の経験と知識をまとめた新刊本『外国人向け賃貸住宅 ノウハウのすべて』をリリースしました。
本書は発刊当初、アマゾンの不動産カテゴリーで2位に浮上したのですが、問い合わせの内容によると、空室に悩む不動産オーナーからの引き合いが目立ちます。
この空室増加の背景には、少子化がじわじわと影響を及ぼしている事情(日本社会の構造的な問題)がありそうです。
外国人受入れに向けリスク対処法も解説
この新刊本は(株)住宅新報出版(東京・豊島区)が今年6月24日、全国の書店やオンライン書店から発売したものです。
日本で暮らす外国人は近年増加傾向にあり、令和2年末には約290万人に上りました。
そんななか、アフターコロナに向けて、留学生や技能実習生など外国人を受け入れる賃貸住宅への期待が高まっています。
もっとも、外国人を敬遠する大家さんもまだまだ多いのが実状だけに、本書では外国人向け賃貸のメリットとリスク対処法など、実例を盛り込んだ賃貸経営成功のポイントについて詳しく解説しています。
実践的なノウハウをじっくりと説明しているところが特徴です。
将来拡大してゆく「外国人の賃貸住宅需要」は、人口減による空室・空き家問題への新たな一手になり得ると思います。
特別対談:(株)イチイ代表 荻野政男 ×(株)GTN代表 後藤裕幸
「外国人向け賃貸の過去、現在、そして未来について」
- 第1章 なぜ、今外国人向け賃貸なのか?
- 第2章 日本にいる外国人と住宅事情
- 第3章 外国人にアピールできる物件とは?
- 第4章 外国人に効果的な集客術を駆使しよう!
- 第5章 実践ノウハウ 物件紹介から契約まで
- 第6章 居住マナーを伝え、生活サポートを万全に
- 第7章 異文化共生とリスク対策
Column編
- アメリカへの憧れとコルピングハウス
- 外国人労働者が暮らす町ロンドンの暮らし方に興味津々
- 外国人の住まいを支援するビジネスをスタート
- 英字新聞に出した3行広告が大当たり!
- 外国人向け賃貸が「未知」の時代 家主さん探しに四苦八苦
- 「外国人ハウス」を経てジャフハウスが大人気に!
- 「異文化共生住宅」の夢のため 不動産会社にできることを
『外国人向け賃貸住宅 ノウハウのすべて』はAmazonで購入いただけます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4909683666
次回のコラムでは、本書の著者に話を聞きましたのでご紹介します。
空室対策・空き家活用 +Lifeちえいず
株式会社イチイ 電話:03-5990-5091 https://plusrooms.net/contact/