【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
「失敗しない賃貸経営の極意!大家さん応援物語」というコラムは、賃貸物件の大家さんを応援し、トラブルを事前に回避するためのアドバイスを提供する内容のものです。

退去立会いの直前に入居者が逃亡?

今回相談にいらしたオーナー様は、半ばあきらめていらっしゃいました。

大家さん「都心の一等地にあるが、うなぎの寝床みたいな細長い変形地なので、長年ずっと空き地のまま。やっぱり活用できないんだろうね」

請負人「オーナー様、いま東京都がバイク駐車場をつくる事業者を支援しようと、1台当たり最大10万円を助成する事業に力を入れています。この助成事業が該当するかどうか、検討してみてはいかがですか。
たとえば6台分の駐車場をつくるため、精算機など設備の設置や工事等で120万円かかる場合、60万円の助成金が出る可能性があります。都が税金を使ってまで支援するのは、バイク用の駐車場が慢性的に不足しているからです。需要があるのは確かだと思います」

遊休地の活用は情報収集も決めて

郊外住宅地にある遊休地の場合もバイクに限らず、コインパーキングやトランクルームなど活用の手法はさまざまです。必要なのは、地域の需要や競合状況、投資コストや収益性などを考慮しながら、情報を収集し選択肢を広げることが重要です。選択肢を広げる情報力だと思います。

賃貸経営においては、市場のトレンドやサポート制度の把握、選択肢の拡大が成功につながる要素です。上記の助成事業や他の情報を参考にしながら、賃貸物件の経営戦略を見直すことをおすすめします。

参考:交益財団法人 東京都道路整備保全公社自動二輪車用駐車場整備助成

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