2024年は元日に能登半島地震が発生して多くの命が失われ、つらい幕開けとなりました。私たちは大規模災害がいつでもどこでも起こり得ることを思い知らされ、いま「防災」への関心が社会全体で高まっています。近年ひん発する豪雨災害にも対処しなければなりません。
そんななか、イチイグループでは安心と安全の管理システム「エリアケアマネジメント」の取り組みを開始いたします。
町内会や防災訓練等への参加も呼びかけます
これからの賃貸住宅管理会社は、入居者が地域の一員として安心・安全に住めるようにすることが重要な役割になってきたと私たちは考えます。
管理会社は個々の物件の運用・管理にとどまらず、その地域(エリア)の管理者(マネージャー)としての一端を担う必要があるのではないでしょうか。
特に単身の入居者は地域社会との接点が乏しいだけに、誰かが橋渡しを担うべきで、その担い手はやはり地域の情報に詳しい「管理会社」が適していると思います。
たとえば管理会社が賃貸居住者に対し、町内会や防災訓練などへの参加を呼びかけ、地域の一員であることの意識付けとコミュニティに参加することの大切さなどを伝えます。入居者が地域社会に参加できるようサポートしていくというものです。
こうして管理会社は地域コミュニティの情報拠点となる「エリアケアマネジメント」に取り組むことで、人々の暮らしと地域社会の創生に貢献できると考えています。
定期巡回で入居者の生活守る
そうした役割を賃貸住宅管理会社が実行するための手段の一つとして、私たちは賃貸物件の「定期巡回清掃」に着目しています。
賃貸物件を定期的に巡回するスタッフは共用部や敷地の清掃だけでなく、生活環境の見守り役をも担えるからです。生活に関する注意事項等をポストに投函するなど、入居者とのコミュニケーションを図ることができます。
そして、入居者がより快適に住めるようにすることも「エリアケアマネジメント」の重要なプログラムの一つです。現在、次のようなプログラム(例)を準備しています。
エリアケアマネジメント 主なプログラムの例
イチイグループは「エリアケアマネジメント」によって、安心・安全に暮らせる地域づくりに少しでもお役に立ちたいと考えています。
地域再生エリアマネジメントはなぜ必要か?
さらに詳しい内容は、以下の【イチイの外国人向け住宅事業の道しるべ/問題提起型リポート「地域再生エリアマネジメントはなぜ必要か」】をご一読ください。
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