【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
賃貸物件の大家さんを応援し、トラブルを事前に回避するためのアドバイスをご供する大家さん応援コラムです。

防犯等の人気がある設備で新築に対抗する

昨年(2019年)は新設の賃貸住宅が全国で34万戸ほどマーケットへ供給されましたが、競争激化で苦境に立たされる方もいらっしゃいます。

大家さん「また近所に新築の物件ができたけど、ウチのような築古のアパートではなかなか勝てない。何か打つ手はないものですか」

請負人「オーナー様、新築の人気設備を取り入れて、対抗してみてはいかがですか。新築の賃貸物件では今、次の3つの設備やサービスがトレンドになっています。」

  1. インターネット無料

部屋探しのお客様からご質問が多く、新築ではすでに当たり前になったサービスです。

  1. セキュリティー(防犯)

セコムなど警備会社のシステムや防犯カメラ、オートロック・二重ロック、二重サッシなどを導入する賃貸物件が増えています。最近はご入居者もオーナー様も、防犯対策への意識がとても高くなりました。

  1. 宅配ボックス

これもよく見かける設備ですね。既築の2階建ての小規模物件に〝後付け〟できるタイプもあるので、空室対策で導入することができます

時代(入居者)のニーズを的確に取り込めば、中古物件でも決して負けることはないと思います。

〈つづく〉

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