賃貸住宅で人気の設備として注目されているのが宅配ボックスです。宅配ボックスの設置が入居を左右する重要な要素となるケースも少なくありません。ただし、一口に宅配ボックスといっても、その種類は多岐にわたり、メーカーごとに特徴が異なります。
宅配ボックスの人気メーカーおすすめ3選！
そこで今回は、賃貸住宅（マンション）向けの宅配ボックスで人気のメーカー3社をご紹介します。現在賃貸住宅を経営されているオーナーの方や、これから賃貸経営を検討している方はぜひご参考ください。
【おすすめ宅配ボックスメーカー】信頼と実績の「ナスタ」
ナスタ（Nasta）は、1930年創業の老舗メーカーで、住宅設備やインテリア、換気排気設備など幅広い製品を手掛けています。特に集合住宅向けの宅配ボックスに力を入れており、設置場所の広さや物件の規模、内装デザインに合わせて選べる多彩なラインアップが特徴です。
製品は主に3種類を展開しています。限られたスペースに最適な小型タイプ「Nasta Box プチ宅」、屋内外どちらにも対応する「Nasta Box プチ宅unit」、そして大容量のロッカーサイズタイプ「Nasta Box STANDARD」を用意。設置方法も壁付け、床・背面固定、据置、壁埋込など、設置場所に応じた選択肢を揃えています。
鍵のタイプはアナログキー、デジタルキー、スマートキーの3種類が選べるため、用途や好みに合わせたカスタマイズが可能です。
さらに、設置後のサポート体制も充実しています。専用コールセンターは24時間365日対応。プレミアムプランでは、定期メンテナンスや年2回までの出張修理費が無料となり、盗難補償やカード再発行手数料の無料サービスも付いてくるため、安心して利用できます。
（画像出典：株式会社ナスタ）
【おすすめ宅配ボックスメーカー】高セキュリティと多彩なラインアップが魅力の「日本宅配システム」
比較的新しい企業である日本宅配システムは、主に2種類の宅配ボックスを展開しています。
1つ目は 電気式（デジタル式） です。操作パネルを使用して荷物の受け渡しを行い、コンピューターが電気錠の制御や利用履歴の管理を担当します。居住者の認証方法として、パスコード入力や専用認証キーの使用など複数の選択肢があります。
2つ目は 機械式（ダイヤル式） です。配達員が荷物を預ける際に暗証番号を設定し、その番号を記載した配達通知書を居住者のポストに投函して通知する仕組みです。
いずれのタイプも、365日対応のサポート体制が整っています。コールセンターの対応に加え、自社スタッフによるメンテナンスや利用履歴データの管理など、安心して利用できる環境を提供しています。
（画像出典：日本宅配ボックス）
【おすすめ宅配ボックスメーカー】業界の先駆者「フルタイムシステム」
賃貸住宅から公共施設、店舗向けまで取り扱うフルタイムシステム。ポストと宅配ボックスを一体化した「POSTAKU」や賃貸住宅専用の月額リース・フルパッケージモデル「チャレンジボックス」などを用意しています。
特徴は、豊富なオプションサービス。日本初の宅配ボックス用顔認証システムや荷物が届いたことを通知するお知らせメールなど、入居者の暮らしが快適になるサービスを取り揃えています（料金は別途かかるものもあり。詳細はHPへ）。
（画像元：フルタイムシステム）
「宅配ボックス」の導入は賃貸経営の強い味方
宅配ボックスは、需要の高まりにより賃貸住宅で求められる必須設備の一つとなっています。本記事でご紹介したナスタ、日本宅配システム、フルタイムシステムの各メーカーは、それぞれ特徴的な製品とサービスを提供しています。
入居者の満足度向上や物件の差別化を図るために、宅配ボックスの導入は非常に効果的です。物件の特性や入居者ニーズに合った宅配ボックスを導入することで、オーナー様の物件価値をさらに高めることができます。ぜひご検討ください。
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