地球環境に配慮し、お財布にも優しい省エネ住宅が注目を集めていますが、住宅購入検討者のうちどれくらいの人が購入に前向きなのでしょうか。

不動産情報サービスのアットホーム(株)は、過去2年以内(2021年4月以降)に住宅を購入した、または現在住宅購入を検討している20~59歳を対象に、「省エネ意識に関する調査」を実施しました。前回は、住宅購入検討者の省エネ意識をご紹介しました。後編の今回は、省エネ住宅に対する購入意欲など具体的な声をご紹介します。

▼前回のコラム
前編【省エネ意識に関する調査】20~59歳に聞いた「省エネ意識に関する調査」。住宅購入検討者はどう考えている?

省エネの代表格「ZEH」の認知度はどのくらい?

省エネの理解度

省エネ住宅といっても、その種類はいくつかあり、関連用語もさまざまあります。住宅購入検討者はどれくらい理解しているのでしょうか。

6つの言葉を「理解していて、人に説明ができる」「理解しているが、人に説明できない」「聞いたことがあるが、理解はできていない」「知らない・聞いたことがない」の4段階で尋ねたところ、「理解していて、人に説明ができる」割合が最多だった用語は「太陽光パネル」(33.8%)でした。次いで「断念材」(31.8%)、「複層ガラス」(21.3%)と資材の名前が知られていることがわかりました。

省エネ住宅を代表する「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を「理解していて、人に説明ができる」人は以外にも少なく15.5%。しかし、「聞いたことがあるが、理解はできていない」と回答した人まで含めると、認知度は約6割でした。「ZEH」とは、年間に消費する正味エネルギー量がおおむねゼロ以下の住宅のことを指します。

一方、「知らない・聞いたことがない」割合が多かった用語は「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」(63.8%)でした。「BELS」とは、建築物の省エネルギー性能を表示する制度のことで、建築物のエネルギー消費状態を第三者が一定の方法で評価します。

環境に配慮した住宅を検討している人はどれくらいいるの?

住まいを探す時の考え

では、住宅購入検討者のうちどれくらいの人が、環境に配慮した住宅の購入を考えているのでしょうか。「省エネ住宅など環境に配慮した住宅に興味がある」に対して「そう思う」「ややそう思う」と回答した人は、住宅購入経験者で75.0%、住宅購入検討者で85.5%でした。

「多少価格が高くても、カーボンニュートラル(050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること)に貢献できるのであれば省エネ住宅など環境に配慮した住宅に住みたい」に対して「そう思う」「ややそう思う」を合わせると、住宅購入経験者で55.0%、住宅購入検討者で65.5%と半数以上が回答。どちらも前向きであることがわかりました。

省エネを意識した住まい探し

実際に、省エネを意識して住まいを探したか(または探しているか)を聞いてみると、住宅購入経験者は49.5%と約半数でしたが、住宅購入検討者は70.0%という結果に。今後ますます省エネを意識した住まい探しは増えていくと考えられます。

リアルな声!省エネを意識して住まいを購入して良かったこと

省エネ住宅を購入して良かったこと

最後に、「省エネを意識して住まいを購入して良かったこと」について尋ねると、1位は「月々の光熱費が安くなった」でした。

以上、「住宅購入検討者の省エネ意識調査」でした。今後住まいに省エネ要素を求める人が増えていきそうですね。賃貸住宅を選ぶ際にも省エネが鍵になるかもしれません。これから賃貸経営オーナーになろうとしている方や、建て替えを検討している方の参考になりましたら幸いです。

(画像元:アットホーム株式会社)

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