コロナ禍の収束によって出社や外食が増えた人は多いでしょう。遅い時間帯に活動が増えることで気になるのが終電です。可能であれば、24時を過ぎても電車で帰れることが一番。加えて、家賃を少しでも安く抑えられたら最高でしょう。24時を過ぎても電車で帰れて安いことは物件の立派な魅力になります。
(株)LIFULLは、同社が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」で「24時(てっぺん)を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」を発表しました。ランキングは、オフィス街かつ飲食店も多くある「新宿(西武新宿を含む)」「東京」「渋谷」「池袋」から、24時を過ぎても電車で帰ることのできる駅を家賃相場順に並び替えたものです。今回は前編として「新宿」「東京」から24時を過ぎても帰ることのできる駅をご紹介します。
<新宿編>最多は小田急小田原線沿線! 京王線、中央線もランクイン
新宿編では、新宿の西側に延びる路線の駅がランクインとなりました。1位はJR中央線の終着駅「高尾」(50,000円)。飲み会で飲み過ぎても寝過ごすことはないので心配ありません。
3位の「玉川学園前」(52,000円)は、小田急多摩線の近隣駅と比較すると家賃相場が安いスポットです。玉川大学や昭和薬科大学などがある文教地区なのでパチンコ店などの出店に規制があるため閑静な住宅地。安心して暮らせるのがメリットです。
8位の「高幡不動」(55,000円)は、関東三大不動のひとつ「高幡不動尊金剛寺」の最寄り駅。駅構内にはショッピングモールがあり、多摩都市モノレールを利用すれば立川南まで9分でアクセスできる利便性の良いエリアです。
<東京編>ランクインした駅は京葉線がほとんど!
東京編では京葉線の駅が大半を占める結果となりました。2位の「蘇我」(61,000円)は終点駅なので寝過ごす心配はありません。また、JR内房線・JR外房線も利用可能、2駅隣には千葉県のターミナル駅「千葉」があるため、交通利便性は良いと言えます。また、千葉県内最大級のシネコンやショッピングセンター、スパリゾートなどが入る商業施設「ハーバーシティ蘇我」があるため、暮らしやすい街といえます。
6位の「武蔵小金井」(64,000円)は始発列車もある駅のため、タイミングが良ければ東京まで座って通勤も可能です。近年は駅周辺の再開発が進んでおり、2020年には「SOCOLA 武蔵小金井クロス」が開業するなど、年々住みやすくなっていることから今後人気が高まっていくと考えられます。
24時を過ぎて電車で帰宅可能+アルファのメリットを加えればより魅力的に!
ランクインした駅を見ると、その駅自体はこれという特徴がなくても、近隣駅の利便性が高ければ、快適な暮らしができるエリアとしてアピールできます。近隣駅の周辺環境もメリットに含め24時を過ぎても電車で帰宅できるとなれば、大きな魅力となることがこのランキングから読み取れます。内見者の集客や空室にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
(画像元:アットホーム株式会社)
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