インターネットで部屋探しをする時代となった今、ネットに掲載する物件写真の重要性が増しています。ユーザーから選ばれるには、特にネットで最初(トップ)に表示される「建物の外観」や「共用部」などの〝見た目(写真)〟が、決め手になっているのです。

そのため、建物全体の“美化”がより一層求められ、建物の維持・管理がきちんとできているかどうかで〝入居率〟が変わってくるようになりました。

人も住まい選びも、第一印象で決まる

「内見客は多いのに、なぜ入居者が決まらないのでしょうか」とオーナー様からご相談がありました。

見学する人が多くても決まらない場合、原因は複数ありますが、一つは物件に何らかの問題があるということです。

「人は第一印象が大事」とよく言われますが、住まい選びもまったく同じです。たとえ室内がきれいでも、建物のまわりに雑草が生い茂っていたり、ゴミが散乱していたりすると、期待して見にきた内見客はガッカリしてしまいます。

時間をかければ総合的な判断もしてもらえるでしょうが、部屋探しは短期決戦です。そこで今回は、共用部について気をつけるべき点、チェックポイント(一部)を以下に挙げてみました。

貼られた注意文が不安にさせる

1 エントランス

物件の顔となる重要な部分です。チラシや落ち葉などのゴミが散乱していないか、照明はキチンと点灯するかなど、定期的にチェックする必要があります。

2 通路

放置された私物やゴミがあること、そして掲示板などに注意文が貼ってあるというのもマイナス点です。たとえば「タバコのポイ捨てはやめてください」といった注意文を内見客が見たとき、おのずと不安にかられます。注意文はエントランスの郵便受けへ各戸ごとに入れておくのがベターです。

ゴミの散乱は致命的

3 ゴミ置き場

どんな入居者が住んでいるのかを確認しやすい場所。分別されていないゴミがあったり、収集日でないのにゴミが散乱していると、ルールを守らない入居者が多いのではと疑われてしまいます。

4 駐輪場

パンクしているなど使われていない自転車が数台置かれていると、管理が行き届いていない物件ではないか、と思われやすいので注意が必要です。

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