【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
「商品力を上げる正攻法」大家さん応援物語をコラムでお送りします。

満室の1DKと空室の3DKとは?

長いお付き合いのオーナー様から「何とかならないものか・・・」というご相談がありました。さっそくお悩みを聞きに向かいます。

大家さん「5室の1DKはすぐ満室になるのに、どうして2DKや3DKタイプの部屋はいつも空室のままなのかね」

請負人「オーナー様、今は家族の人数がどんどん少なくなっていますから、部屋の数が多い物件は需要が減っているんです。

そのうえ昔ながらの2DKや3DKは、部屋が狭いため人気がありません。今は、広いリビングが好まれる時代になっています。ですので、2DKなどはリビングの広い1LDKへ変更するリフォームをお勧めします。

ダイニングと隣の部屋の間にある壁を撤去して、ひと続きのリビングダイニングに変えるという方法です。オーナー様の2DKはダイニングキッチンに面して2部屋あるため、工事はわりと容易にできると思います。

このように、〝部屋数を減らしたら空室が埋まった〟というケースは珍しいことではありません」

生活空間として重視される「間取り」は、時代(生活)のニーズに合わせて変えていく必要があると考えます。

〈つづく〉