【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
「コロナ禍を生き抜く」大家さん応援物語をコラムでお送りします。
コロナでも見込み客確保に全力
新型コロナウィルスの感染拡大が、不動産賃貸業界にも深刻な影響を及ぼしています。
大家さん「緊急事態宣言が出されたこの4月は、アパートの内見がゼロになってしまった。今はじっとガマンするしかないんでしょうね」
請負人「オーナー様、今やるべきことはウィルスの終息後に備えて、お客様をできる限りストックしておくことだと思います。
外出自粛の中、お客様は自宅でずっとインターネットを見て、物件を探しているんです(不動産ポータルサイトによると、ネットの閲覧数が増加傾向)。きっと外出できる日に備えているのでしょう。
そのため、賃貸物件の募集広告は止めるべきではないと思います。
問合せは少なくても、終息後に動き出す見込み客を今は少しでも確保(ストック)しておくことが大切だからです」
弊社では独自の「感染症対応・賃貸不動産管理業マニュアル」を策定し、〝広告〟は次の方針のもとで行っています。
- 広告掲載は通常時と同様に行う。特に会社の信頼感が増すようなマーケティング手法をとる。
- 内覧会等のチラシには3密を避けるため、予約割引券などを貼付する。
- 反響のあったお客様の追客を重点的に行う。
弊社では「明けない夜はない」と信じ、今できることに力を尽くしていきたいと考えています。
〈つづく〉